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クニちゃんの週刊中国株情報
Vol.15
2005.2.7
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こんにちは、クニちゃんです。
まずは先週のおさらいです。
先週は深せん南山電力をお話ししました。
深せん南山電力の株価は1月28日終値は7.6香港ドル,
2月4日終値は7.97香港ドルと約4.9%上昇しました。
いよいよ中国は旧正月です。
中国本土市場は月曜(7日)から旧正月休みとなり休場となります。
2月16日(水)に再開されます。
さて今週紹介するのは重慶鋼鉄(ジュウケイアイロン)です。
重慶鋼鉄(ジュウケイアイロン)は重慶市を拠点とする大型鉄鋼メーカであり、
生産される製品の品質は中国でも指折りであります。
2002年 売上高 4,182百万元 純利益 286百万元
2003年 売上高 5,609百万元 純利益 977百万元
という具合に2003年度決算においては純利益前年比約3.4倍に成長しました。
2004年度においては、中国の抑制政策に伴い影響を受けるものと思われますが、
2003年度と同様の利益になるのではないかと予想されております。
とにかく今の中国は原料(原油,石炭,鉄鉱石)がいくらあっても足りない状態であります。
同社はインフラに必要な原料(鉄鉱石)を取り扱っておりますので、
長期に渡って投資していける企業だと思います。
2004年1-6月期中間決算において同社は
売上高(百万元) 4,289.24 (前年比 64.34%)
純利益(百万言) 496 (前年比 24.03 %)
という具合であります。
2003年度の配当は0.2元(2.512円,1元=12.56円と換算)でした。
同社の配当は
2000年,0.03元
2001年,0.03元
2002年,0.08元
といった具合であります。
今年の配当も昨年度同様の0.2元(2.512円,1元=12.56円)程度とすると、
2月4日終値の株価は3.2香港ドル(42.656円,1香港ドル=13.33円と換算)
ですので、2.512/42.656=5.9%年利という事になります。
PERも非常に低く(4以下),インフラ関連ですので安心して購入できます。
しかしながら重慶鋼鉄(ジュウケイアイロン)のような鉄鋼メーカは
急激に伸びた時に急激に人件費が伸びる可能性があると言われておりますので、
売上高は増加しているものの、収益が悪くなる場合はありますので、
株を購入してからも収益だけはきちんと監視しておく必要があります。
目標買い株価 :3香港ドル以下
目標売り株価(短期,1−2年) :4香港ドル
目標売り株価(長期,5−10年):10香港ドル
『人の行く道に裏あり花の山』
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※ 今週のひとこと ※
2005年も1ヶ月すぎました。
1ヶ月しか過ぎていないのか?
1ヶ月も過ぎてしまったのか?
人により考え方は様々だと思いますが、
中国株式市場においては、この1ヶ月では明らかに下げ相場でありました。
今年は上海B株指数が200ぐらいに上がるのではないか?
と言う人もおりますが、1ヶ月過ぎた時点のクニちゃんの予想では、
ちょっと苦しいかな?と思います。
まずは上海B株指数が100程度にまで上昇できるかどうかが鍵だと思います。
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