万科企業,リッカーツィ(上海陸家嘴金融貿易区開発)

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+ クニちゃんの週刊中国株情報 +
+ Vol.1 +
+ 2004.10.31 +
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今週の情報は9年ぶりの利上げです。

一般的に利上げに伴い負債の大きい企業は
返済する費用が大きくなりますので、
利益が減ることになります。

そこで11月1日の週の注目の中国株銘柄は
不動産銘柄(2銘柄)をあげたいと思います。

1.万科企業
2.リッカーツィ(上海陸家嘴金融貿易区開発)

1.万科企業
 週末の終値は4.03HKD,PERは11.79
 自己資本比率は約45%
 2004年度中間(1-9月期)決算(百万元)
            売上高 2,468.92 (前年比12.70%アップ)
             純利益 314.75  (前年比52.19%アップ)

2.リッカーツィ(上海陸家嘴金融貿易区開発)
 週末の終値は0.478USD,PERは11.79
 自己資本比率は約60%,PERは11.74
 2004年度中間(1-9月期)決算(百万元)
            売上高 1,030.57 (前年比0.97%アップ)
             純利益 357.58  (前年比8.89%アップ)

どちらの銘柄もPERだけで見てみるとほぼ同じレベルですが、
売上高純利益率を計算してみると
万科企業    314.75/2468.92=12.7%
リッカーツィ  357.58/1030.57=34.7%
という具合にリッカーツィに軍配があがります。

但し、これが株価に反映するかどうかとなるとそうならないと予測されます。
一般的に株価に反映されるのは利益率よりも、
前年比の数字が反映される場合が多いからです。

従いまして、短期保有(3年以内)ならば万科企業、
長期保有ならばリッカーツィを推奨します。

2銘柄のターゲット株価は
        買い    売り
万科企業    4.0 HKD    6HKD
リッカーツィ  0.46 USD  (長期保有が前提です)